秋田県漆器工業協同組合

燻椀 iburiwancosss
なんでも燻す国から、
燻してつくる「燻椀(いぶりわんこ)

国産の木地を挽き、煙で燻す昔ながらの乾燥方法でお椀をつくり続ける川連漆器。煙を浴びながら木地が低温でゆっくり乾燥することで、木材の割れの原因となる狂いや歪みが軽減します。また、煙の成分と木材の蛋白質が結合することで木質を強くし、防腐や防虫などの効果も。こうして燻されてできた「燻椀」は軽く丈夫で、断熱性・保温性に加え、菌の繁殖を抑える効果を持つ実用の器です。もう一つの川連漆器の魅力は、潤沢な上塗りの漆を塗ったままで仕上げる「花塗り」。漆の動きを自在に操って平滑に光沢よく仕上げることで豊かな曲線と漆の持つやさしくふっくらとした質感が生まれます。普段の食卓で毎日お使いいただくことによってツヤが増し、美しさを永く楽しめます。


馴染みの形にはわけ理由がある。
毎日使うものだから使いやすさや口当たり、
あなたの「ぴったり」を見つけてください。