秋田県漆器工業協同組合

かわつら川連漆器の特徴

この土地で800年。
燻煙乾燥させた木地を挽いて漆を塗る、
実直なものづくりを繋いできました。

1
燻煙乾燥

国産の木を素材とした粗挽きの木地に
煙を当て、時間をかけて乾燥させます。

なんでも燻す国、お椀も燻す

国産の木地を挽き、煙で燻す昔ながらの乾燥方法でお椀をつくり続ける川連漆器。煙を浴びながら木地が低温でゆっくり乾燥することで、木材の割れの原因となる狂いや歪みが軽減します。また、煙の成分と木材の蛋白質が結合することで木質を強くし、防腐や防虫などの効果も。

2
花塗り

最終仕上げの上塗りが厚いのが川連漆器の特徴。
漆の動きを自在に操って平滑に光沢よく仕上げます。

動きを読み、漆がつくる曲線美

漆の流れ方を予測しながら、潤沢な上塗りの漆を塗ったままで仕上げる「花塗り」が川連漆器の魅力。研いだり磨いたりせずに、自然のままの線と光沢を尊重する塗り立ての技法によって、豊かな曲線と漆の持つやさしくふっくらとした質感が生まれます。

かわつら川連は「純木」の椀づくりをつらぬく、「純朴」な産地です。
木地づくり

原 木 主に奥羽山脈のブナやトチ、カツラなどの広葉樹を用いる。
   
木取り 用材の節、損傷部分などを避け、原木をおおまかな寸法に切り取る。
   
荒挽き 合型を取り付けたろくろで、内外両面をおおまかに挽く。
   
燻煙乾燥 煮沸して木渋を取り除いた後、廃材利用の循環方式により1ヶ月間、燻煙しながら乾燥する。
   
仕上げ挽き ろくろの台座に取付けた合型に添ってカンナを移動し挽き上げる。
塗 り
蒔地・漆本堅地 直接木地に生漆を塗る「地塗り」を行い、丈夫な下地をつくる。
   
中塗り・上塗り 用材の節、損傷部分などを避け、原木をおおまかな寸法に切り取る。繰り返し漆を塗っては研ぐ、代表的な技法「花塗」。仕上げは研がずにしっとりとした肌に。平滑に漆を塗る高度な技術を要する。
MOVIE

秋田県の雪深い湯沢市川連地区で、800年間受け継がれてきたものづくりを、木地づくりから仕上げまでまとめたPR動画です。